【万哲の乱 特別編】11日京都11R 悪条件を克服してほしいレイデオロ

[ 2018年2月11日 08:00 ]

 京都記念(京都11R)の週になると、なぜか近年は土曜に雨が降る。今年もかなり降ってしまい、土曜最終12R時点ではやや重。ちなみに京都記念はサトノクラウン(現在は放牧中)が2年連続優勝中。重馬場の16年が2分17秒7、やや重の昨年が2分14秒1と遅い時計の決着。もし今年も出走していれば、馬場状態的には3連覇のチャンスだったかもしれない。

 手頃な10頭立て。ほとんどが同期の4歳馬相手となれば、昨年ダービー馬の◎レイデオロが負けてはいけない。内有利&前有利に推移した前走・ジャパンC(2着)は逃げたキタサンブラック、好位インで脚をためられた優勝馬シュヴァルグラン以上に強いレースをしている。最初の1コーナーで寄られ、下げざるを得ない不利がなければ、勝ち馬にもっと肉薄していたはずだ。放牧から戻った後の美浦での動きは上々。新馬戦(1着)で重馬場はクリアしているし、関西遠征も昨秋の神戸新聞杯(1着)で克服している。スタートさえ決めれば、好位で流れる器用さも兼備している。主戦ルメールが騎乗停止中で乗れないのは痛いが、代打バルジューのソツない騎乗に期待だ。

 断然人気のオッズを考えれば、相手をどうするかが鍵。距離ベストの○アルアイン、前走よりも調教過程がいい▲ミッキーロケットの牡馬勢をまず本線に。

 《もうひと押し》東京10R・バレンタインSは◎ブラゾンドゥリスの巻き返しに期待。前走・根岸S(8着)は乱ペースに巻き込まれては万事休す。2走前のギャラクシーS(2着)だけ走れば、通用する相手。

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2018年2月11日のニュース