【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】11日東京10R 気配充実ベストマッチョが好相性の鞍上で連勝

[ 2018年2月11日 08:00 ]

 今週から3人の外国人騎手が短期免許での騎乗をスタートしたが、その中でも別格の存在感を見せるのがライアン・ムーア。京都で7頭に騎乗した土曜は3、2、2、4、2着と惜敗が続いたものの、メインの洛陽Sと最終12Rを連勝してきっちり締めた。有力馬ばかりに乗っているのは確かだが、どの馬も“さすが”の手綱さばき。常に人気になるので馬券的に妙味は見込めなくても、軽視しては痛い目に遭うだけだろう。

 本日の当欄で取り上げる勝負レースは、紙面でも“鉄板印”の本命を打った東京10Rのベストマッチョ。爪の不安が解消し、長期休養から復帰した最近2戦はそれまで経験がなかったダート1200メートルの舞台で3→1着。中山の前走は芝からのスタートで流れに乗れるかを心配したが、驚くほど楽に3番手のポジションを取り、1分10秒4の好時計で楽勝した。最終追い切りではクイーンCで人気を集めるマウレアと併せ、パワフルな伸びで併入。肉体的な不安がなくなり、充実期に入った感がある。前走に続いて手綱を取る内田とのコンビでは、過去2戦2勝。追わせるタイプで、まさに理想的な鞍上と断言できる。過去4勝の東京ダート1400メートルに替わるのも望むところ。このレースにはムーアが乗っていないだけに、相手は手広く流して妙味ある配当を狙いたい。

続きを表示

2018年2月11日のニュース