02年オークス馬スマイルトゥモローが腹膜炎で急死…18歳

[ 2017年7月27日 05:30 ]

02年、オークスを制したスマイルトゥモロー
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 02年のオークス馬スマイルトゥモローが26日、けい養先の千代田牧場(北海道新ひだか町)で腹膜炎のため急死した。18歳だった。今春はダイワメジャーの子を受胎、来春の出産に向け元気に繁殖生活を送っていたが、この日朝、腹痛を訴えたため診察を受けたところ、小腸が破裂しており手の施しようがなかった。

 通算14戦4勝、重賞2勝(オークス、フラワーC)。ニッポーテイオーなどを生産した名門・千代田牧場にクラシック初タイトルをもたらした。04年繁殖入り後は現2歳牝馬(父エンパイアメーカー、馬名未定)まで9頭の産駒を送り出した。

 ▼千代田牧場・飯田正剛社長 ダイワメジャーの子を受胎し喜んでいただけに残念でならない。私にとっては最も思い出深い馬。この血統を今後も大切に育てていきたい。

 ▼勢司師 残念だし、悲しい。開業して間もない私にたくさんのことを教えてくれた。気性が激しくていろいろな出来事があった。本当に感謝している。

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2017年7月27日のニュース