【マーメイドS】ビッシュ超加速12秒5、鹿戸師「仕上がった」

[ 2017年6月8日 05:30 ]

坂路で追い切るビッシュ(右)
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 ビッシュが出色の走りを披露した。坂路でパーティーピーポー(3歳未勝利)との併せ馬。ふっくらと丸みを帯びた430キロの鹿毛が軽快にストライドを伸ばす。2馬身後方から馬なりで併入。4F53秒6、ラスト1F12秒5の瞬発力だ。「具合はかなりいいね。日曜(4日)にはゴール後も追って負荷を掛けている。オーバーワークを避けるため(最終追いは)坂路で行ったが、十分に仕上がった」と鹿戸師も満足そうに語った。

 ヴィクトリアマイルは中山牝馬Sの疲れが取れずに自重したが「無理に使わなかったのが正解。毎週水曜、日曜とコンスタントに追えているし、レース間隔を空けて体重も430キロまで増えた」と同師。初の阪神遠征にも「少し不器用なところがあるので広いコースは合う。古馬になって落ち着いてきたし、輸送慣れしているのも強み」と手応えを膨らませていた。

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2017年6月8日のニュース