【かしわ記念】コパノリッキー史上4頭目G1・9勝馬 1位にあと1勝

[ 2017年5月5日 18:20 ]

かしわ記念でG19勝目を挙げたコパノリッキー
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 春のダートG1「第29回かしわ記念」(1600メートル)が5日、ゴールデンウイーク開催の船橋競馬場で行われ、2番人気コパノリッキー(牡7=栗東・村山)が2年連続3度目の制覇。史上4頭目のG19勝馬となった。2着は5番人気インカンテーション、3着は3番人気モーニン。1番人気のベストウォーリアは4着だった。

 スタートで遅れた武豊リッキーは慌てず中団待機。3コーナーで前5頭を射程圏に入れ、外から追い上げると、直線で楽々と2馬身抜け出した。鮮やかな差し切りVに2万超の大観衆がどよめいた。「スタートが良くなかったので先行は選択肢から外れた。3年前(14年かしわ記念。当時は田辺騎乗)もこういう形で勝っているので」と武豊。「つかみどころのないタイプだけど久しぶりにこの馬らしい強い競馬でしたね」と続けた。

 G1・9勝はエスポワールシチー、ヴァーミリアンと並んで史上2位タイ。単独1位のホッコータルマエにあと1勝と迫った。Dr.コパこと小林祥晃オーナーも「G110勝を狙う」と高らかに宣言。村山師は「このあとは帝王賞(6月、大井)か、南部杯(10月、盛岡)になると思う」と語った。

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2017年5月5日のニュース