田辺 ライアーズ好騎乗で高松宮記念のソルヴェイグへ弾みを

[ 2017年3月16日 05:30 ]

坂路を単走で追い切られたソルヴェイグ
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 【栗東ドキュメント=15日】G1シーズンが近づいてくると、美浦からジョッキーが駆け付けることも少なくない。高松宮記念に出走するソルヴェイグの1週前追いには、コンビ復活の田辺が騎乗。ラスト400メートルから1F11秒7の加速力を見せ、4Fは52秒3の好タイムをマーク。調教を終えた鞍上がスタンド1階に引き揚げてくると、寺下を含めた報道陣が取り囲んだ。

 感触を聞かれた鞍上は「普通に普通かな」とクールな返答。思いも寄らぬ切り返しに場が和んだが「強めに負荷をかけたけど1週前なんで、まだ良くなりそう」と断言。騎乗するのは2走前のスプリンターズS3着以来となるが「あの時のいいイメージがあるし、(当時と)変わっていないのがいい」と期待を寄せた。

 今週のスプリングSではアウトライアーズに騎乗。「いいモノを持っている。ただ、最近の3歳戦はペースが遅くなるからね」と展開面をポイントに挙げた。重要なトライアルで結果を出し、来週のG1につなげたいところだ。

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2017年3月16日のニュース