ヌーヴォレコルト引退…14年オークス馬、日米で重賞4勝

[ 2017年3月16日 05:30 ]

ハープスター(左)を振り切り、14年オークスを制したヌーヴォレコルト(9)
Photo By スポニチ

 14年オークス優勝馬で日米で重賞4勝を挙げたヌーヴォレコルト(牝6=斎藤誠)が、11日の金鯱賞(10着)を最後に引退し、繁殖入りすることが決まった。15日、管理する斎藤誠師が明らかにした。

 13年にデビューしたヌーヴォは3歳から牝馬重賞戦線で活躍。桜花賞3着から挑んだオークスでは、単勝1・3倍の断然人気ハープスターに競り勝って、クラシックホースの仲間入りを果たした。その後も秋華賞、エリザベス女王杯で連続2着。翌15年は牡馬相手の中山記念を勝ち、秋には香港Cに挑戦してエイシンヒカリの2着に好走。昨秋は米国遠征を敢行し、G3レッドカーペットHを制するなど、息の長い活躍でファンに愛された。

 斎藤誠師は「もう1年現役という考えもあったが、近走の内容から余力を残して繁殖入りしようという結論になった。いろいろ経験させてもらった馬で、厩舎にとって大きな存在だった。今度は産駒で夢を見たい」と話した。今後は生まれ故郷の北海道・社台ファームに戻り、初年度はロードカナロアとの交配を予定。来年以降は海外で種付けするプランもある。

続きを表示

2017年3月16日のニュース