菜七子、土曜小倉8Rで17年初白星「馬が頑張ってくれました」

[ 2017年2月26日 05:30 ]

リルティングインクで17年初白星を飾った藤田菜七子
Photo By スポニチ

 初参戦の小倉で菜七子スマイルがはじけた。小倉8Rで6番人気リルティングインク(牝4=清水英)で1着ゴール。道中5番手から直線の攻防で先に抜け出したユキノカトレアを首差捉え、コンビを組んだ藤田菜七子(19=美浦・根本)にとって昨年12月の中山以来、待望の17年初勝利(JRA通算7勝目)となった。

 人馬が検量室前に引き揚げてくるとウイナーズサークル付近に多くのファンが詰めかけ、お祝いムード。「おめでとう!」と声を掛けられながら口取り写真に納まった。

 菜七子は「スタートが良くて楽に行けたし、最後もしっかり脚を使ってくれました。最後は先輩(ユキノカトレアに騎乗した兄弟子の丸山)に負けないように何とか抜かせたら…と思っていました。馬が頑張ってくれました」とパートナーを称えた。

 地方の佐賀競馬には昨年7月に参戦しているものの、関東エリアが主戦場とあって九州の中央競馬の菜七子ファンにとっては貴重な週末。ひと目見ようと朝イチのパドックにはいつも以上に多くのファンが詰めかけた。

 この日は5鞍に騎乗して1勝。「小倉は奇麗で、いい芝だし、走りやすいですね」と語った。今日も小倉で3鞍に騎乗する。

続きを表示

2017年2月26日のニュース