【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】11日東京1R 好素質の(外)ライバーバードが2戦目で本領発揮

[ 2017年2月11日 08:00 ]

 例年、牝馬クラシックで主力を形成する大物が出走してくるクイーンC。今年も上位数頭は相当な素質馬で、この組から将来的にG1ホースが誕生する可能性は十分にある。◎は戸崎と新コンビを組むフローレスマジックとしたが、結果だけではなく、今後に向けて各馬のレースぶりもじっくりと検証していきたい。

 馬券的な勝負どころは、朝一番にゲートインする東京1Rで◎を打ったライバーバード。昨年の米国バレッツ2歳セールで2番目に高額となる46万ドルで落札された外国産馬だが、デビュー前の調教ではあまり動かず、東京芝1600メートルの新馬戦は2番人気に推されたものの7着。前半からスピードに乗れず、最後も流れ込んだだけという物足りない内容だった。しかし、中間の放牧から帰厩後は動きが一変。1週前には重賞3勝馬のヤングマンパワーと坂路で併せ、最後までしぶとく食い下がって4F52秒6という上々の時計をマークした。陣営も「今度は違う」と手応え十分。さらに集中力を増すためにブリンカーを装着し、鞍上にはルメールを確保。血統面からダート替わりもプラスに働く公算が大で、大敗明けの今回こそが狙い目だ。

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2017年2月11日のニュース