【万哲の乱 特別編】29日東京12R 軌道に乗ったペガサスボスが2連勝

[ 2017年1月29日 08:00 ]

 昨年の調教師リーディングで2度目の全国首位に輝いた矢作師といえば「怒りの連闘!!」が好きなローテーションと公言している。体調が許す限り、1走でも多く使って、賞金を上積みするのが経営方針。その一方でケガをした馬や体質が弱い馬を大事に使って、成績を残すケースも少なくない。骨折から大手術を経て復活したリーゼントロックはその典型かもしれない。

 東京12Rの(8)ペガサスボスは大事に休養を挟みながら軌道に乗ってきた。父ディープインパクトに加えて、母は96年桜花賞馬ファイトガリバーだから血統的にも筋が通っている。よく考えれば、2歳暮れの千両賞(4着)はアンビシャスと0秒4差。3歳春のG3毎日杯(7着)では同じアンビシャス(3着)に0秒3差。3歳春まで相当強い相手に挑んでいた。昨年暮れの中京で復帰後は2、2、1着と堅実に走り、本来の潜在能力を考えれば昇級も“壁”にはなるまい。新馬戦でVに導いた岩田との再コンビで、父&母譲りの末脚が生きる直線の長い東京コース。狙い頃だ。

 ≪もうひと押し≫東京10R・節分ステークスの(8)チャンピオンルパンの全4勝の内訳は新潟3勝、東京1勝で、典型的な左回り巧者。右回りの中山(市川ステークス4着)を叩き、得意の東京戦に替わった今回は買い。

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2017年1月29日のニュース