【キングジョージ】ハイランドリール、鮮やか逃走劇でV

[ 2016年7月24日 13:06 ]

 欧州競馬の夏の最高峰レース「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」が23日(日本時間24日未明)、イギリスのアスコット競馬場(G1、芝2400メートル、7頭立て)で行われ、積極的に先手を奪ったハイランドリール(牡4=愛国、A・オブライエン)が鮮やかな逃走劇で優勝した。勝ち時計は2分28秒97。昨年のセクレタリアトS、香港ヴァーズに続き、3度目のG1制覇を飾った。騎乗したライアン・ムーアは09年コンデュイット以来の同レース2勝目。管理するオブライエン師は01年ガリレオ、07年ディラントーマス、08年デュークオブマーマレイドに続き、4度目のキングジョージ制覇となった。

 1馬身1/4差の2着は唯一の3歳馬ウイングスオブデザイア(牡3=J・ゴスデン)。エリザベス女王所有のダートマス(牡4=M・スタウト)が3着に入った。連覇が懸かっていた大本命候補ポストポンドは20日に出走を回避していた。

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2016年7月24日のニュース