【函館ＳＳ】伏兵ソルヴェイグ、レコードタイムで重賞２勝目

レコードタイムで函館スプリントＳを制したソルヴェイグ（手前）

　第２３回函館スプリントステークス（芝１２００メートル、Ｇ３）は１９日、函館競馬場で行われ、丸田騎手が騎乗した１２番人気の伏兵ソルヴェイグ（牝３＝鮫島）がシュウジ（牡３＝須貝）と叩き合いを制し、１分７秒８のレコードタイムで重賞２勝目を飾った。

　好スタートから道中は２番手を追走。手応え十分で直線を向いて早めに先頭に立つと、最後はシュウジとの叩き合いを鼻差制した。さらに１馬身１／４差の３着はレッツゴードンキ（牝４＝梅田）。１番人気のオメガヴェンデッタ（セン５＝安田）は６着だった。

　▼丸田騎手　最後は際どかったが、１回相手に出られたところを盛り返してくれた。掛かるところがあると聞いていたが、きょうは折り合いがついて、いいリズムで運べた。スタートの良さを生かす競馬ができた。