【日本ダービー】スマートオーディン ド迫力ラスト11秒7!

[ 2016年5月26日 05:30 ]

CWコースでプロクリス(左)に先着するスマートオーディン

 スマートオーディンは、CWコースで皐月賞組に引けを取らないド迫力追い。プロクリス(5歳1600万)の2馬身後ろでジッと折り合うと、4角から内へ。追えばどこまでも伸びそうな雰囲気で、馬なりのまま僚馬を1馬身ちぎった。

 美浦から駆けつけた戸崎も「そこまで出したつもりじゃなかったので、時計を見てびっくりした」と驚く6F84秒2~1F11秒7の切れ味だった。

 前走から中2週での出走となるが「疲れているわけじゃなくて、いい意味で集中して落ち着いている」と鞍上はその影響を否定。実際に同コースでの1週前追いでもラスト1F11秒9の好時計をマークした。「今まではガツガツやって(時計が)出ている感じだったけど、今はそんな感じもなく出ている」と相棒の成長に目を細めた。

 毎日杯→京都新聞杯連勝からのダービー制覇となれば、13年キズナと同じ軌跡。“別路線組”からヒーロー誕生の予感だ。

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2016年5月26日のニュース