【日本ダービー2週前追い】マジェスティ軽快「心肺機能がいい」

[ 2016年5月13日 05:30 ]

馬なりで14秒5をマークしたディーマジェスティ

 皐月賞馬ディーマジェスティ(牡3=二ノ宮)が12日、美浦Wコースでダービー(29日、東京)の2週前追い切りを行った。ノウレッジ(6歳オープン)の6馬身後方から軽快にストライドを伸ばすと、馬なりのまま併入。5F72秒7~56秒4~41秒9~14秒5をマークした。

 見届けた二ノ宮師は「皐月賞の疲労から回復するのが思いのほか早かったため、先週から強い調教を始めている。リラックスして体を使えているし、うまく手前(軸脚)を替えていた。時計も予定通り」と納得顔。「トモ(後肢)がしっかりして体に幅が出てきた。皐月賞のラストの脚を見ても分かるが、心肺機能がいい。最後の直線を無酸素運動であれだけ頑張れるんだから」と続けた。

 凱旋門賞(10月2日、シャンティイ)には同馬を含めて日本馬11頭が1次登録。「全てはダービーが終わってからの話。(ダービーまで)あと2週、(馬が)気負わないように、やり過ぎないように心掛けて調整を続けたい」と語っていた。

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2016年5月13日のニュース