【船橋・東京湾C】紅一点ディーズプリモ 逃げ切り重賞初V

[ 2016年5月5日 05:30 ]

東京湾Cで重賞初制覇を決めたディーズプリモ

 南関3歳馬による「第30回東京湾C」が4日、船橋で行われ、6番人気の紅一点ディーズプリモが逃げて重賞初V。2着ガーニーフラップと共に東京ダービー(6月8日)への優先出走権を獲得した。

 素質豊かな牝馬が牡馬を一蹴した。3戦ぶりに主導権を奪い独り旅。デビュー4連勝を狙った3月クラウンCは3着だったが、その勝ち馬ガーニーフラップを1馬身半差封じ、雪辱を果たした。レース前、控えようと考えていた山崎誠は流れを見て作戦変更。「初めての競馬場で物見をしながら走っていた。それが逆に良かったのか、しっかり折り合った」と笑顔。内田師は「次走は馬の状態を見極め、オーナーと相談してから。まだ馬が子供で秋口ぐらいまでにはもっと良くなる」と語り、東京ダービーへの参戦は未定。通算5戦4勝、好素材馬の今後が注目される。

 ▼2着ガーニーフラップ(的場)しまいはよく伸びているが…。もう少しペースが上がってくれないと。

 ◆ディーズプリモ 父シニスターミニスター 母プリモタイム(母の父ブライアンズタイム) 牝3歳 川崎・内田勝義厩舎 馬主・秋谷寿之氏 生産者・北海道新ひだか町グランド牧場 戦績5戦4勝 総獲得賞金1920万円。

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2016年5月5日のニュース