【からつ・MB大賞】白井 コンマ00Sで押し切りV

[ 2016年4月1日 05:30 ]

からつMB大賞をコンマ00のスタートから逃げで制した白井

 白井が逃げて圧勝Vを飾った。からつG2「モーターボート大賞」は31日、小雨の中、12Rで優勝戦が行われ、節一パワーの白井英治(39=山口)がコンマ00のSでインから押し切り優勝した。篠崎元が1マークで握って2着、岩崎が毒島を振り切り3着に入った。

 圧巻だった。白井はインからコンマ00のタッチスタート。まさに瞬殺。圧倒的1番人気に高い技術で応えて快勝した。これでインでは21連勝。白井の真骨頂のようなレースだった。ただ、まず口を突いたのは反省の弁。「うれしいが、00のSは行っちゃいけないな。僕の中では0点。05くらいを行かないと」。とはいえ、しっかり人気に応えたのだから大したもの。「エンジンさまさまだね。あの隊形だったし、1マークは余裕を持って回れた。状態は一番良く、雨の影響もなかった」。機力も万全の仕上がりだった。

 G2は14年12月の芦屋MB大賞以来、2度目のV。当地では5度目の優勝となった。「からつでは稼がせてもらってる(笑い)。また来た時にはもっといいレースができるように頑張りたい」。今年はこれで4度目の優勝。白井がリズムに乗ってきた。

 ◆次走 優勝した白井英治の次走は5月3日からの下関一般戦。今村暢孝、寺田祥、海野康志郎らとVを争う。岩崎正哉は9日からの若松一般戦。三嶌誠司、前沢丈史、松崎祐太郎らが出場。篠崎元志は5日からの津G1つつじ賞王座決定戦へ。浜野谷憲吾、深川真二、菊地孝平らが相手。毒島誠、石野貴之は6日からの桐生G1ダイヤモンドC。田中信一郎、原田幸哉、笠原亮、峰竜太ら強豪がそろう。鎌田義は9日からの三国一般戦。山本寛久、山本隆幸、谷野錬志らと優勝を争う。

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2016年4月1日のニュース