【桜花賞1週前追い】エンブレム伸び強烈“阪神JFよりもいい”

[ 2016年4月1日 05:30 ]

豪快に追い切るメジャーエンブレム

 桜花賞(10日、阪神)のV有力候補であるメジャーエンブレム(田村)が3月31日、美浦Wコースで1週前追いを行った。条件馬2頭を先行させてスタート。併せ馬ではなく、前を目標にしての単走だったが、直線の伸びが強烈で、最後は併走した1頭と内外離れた並走のような形でゴール。タイムは5F64秒6~49秒6~37秒1~12秒5(いっぱい)。

 田村師は「最後まで前に馬を置いて調教したかったので、縦列の形になった。前を射程圏に入れた併せ馬だと能力差がありすぎて、すぐに突き抜けてしまうから」と調教の意図を説明。「ゴールを過ぎてからも100メートルは追っているし、いい調教になった」と満足げな表情を浮かべた。

 5馬身差で逃げ切った前走のクイーンCですら「余裕残しの仕上げだった」と指揮官。「先週より今週の方が動きがいいし、きっちり仕上げた阪神JF(1着)の時より体調もいい」と万全の態勢で1冠目に臨む。

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2016年4月1日のニュース