リルティングインク華麗に逃げ切り 将来性光るビップライブリー

[ 2016年2月16日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】東京芝1600メートルは16頭立てで牝馬が13頭という組み合わせ。最内枠からドンピシャのタイミングでゲートを飛び出したリルティングインクが逃げ切って牝馬が1~3着を独占した。出脚が速く、折り合いも問題なし。直線半ばで後続との差を広げると、そのまま悠々とゴールを駆け抜けた。距離の融通が利きそうで奥の深さを感じさせる。

 京都芝1800メートルは後方でためたビップライブリーが直線、外に持ち出して豪快に差し切り勝ち。不良馬場でラスト1Fは他馬の脚色が鈍る中、1頭だけ勢いが違った。ダノンヨーヨー(富士S勝ち、マイルCS2着)の半弟でナリタトップロード、マツリダゴッホといったGI馬の近親にあたる。将来性は十分だ。

 小倉芝1200メートルは先行馬を視界に入れながら直線で前をさばいて抜け出した米国産エイシンピカソが1番人気に応える勝利。センスの良さと根性が光った。

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2016年2月16日のニュース