【京都記念】ワンアンドオンリー 橋口弘厩舎有終Vへ迫力満点

[ 2016年2月12日 05:30 ]

 京都記念の木曜追い切りが11日、栗東トレセンで行われた。調教師の引退に伴い一昨年のダービー馬ワンアンドオンリーが橋口弘次郎厩舎の所属として走るのはこのレースが最後。担当の甲斐助手は万感の思いを込めて特別なレースに臨む。

 「とにかく勝って先生ともう一度、表彰台に上がりたい。この子は先生の宝物。最後にこの馬らしい格好いい走りを見せて、それで勝てたら最高ですね」

 この日は、坂路でスイフトアタック(3歳未勝利)と併せ4F53秒1~1F13秒1。2走前から取り組んでいる時計よりも気持ちを乗せる内容で、馬体をビッシリと併せ迫力満点の身のこなし。僚馬を1馬身半突き放した。橋口慎介師は「闘争心を出し切らない状態で、馬がもう少し走りたいと思うぐらいの調整。馬なりだがいい動き」と好感触で、万全の態勢を強調した。

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2016年2月12日のニュース