JKA、船橋オート3月末廃止認める…16年度事業計画発表

[ 2016年1月9日 05:30 ]

 オートレースを統括するJKAは8日、16年度の事業計画を発表し、船橋オートレース場(千葉県船橋市)が今年3月末で廃止されることを正式に認めた。千葉県および船橋市は14年8月に同オートレース場の廃止を発表していたが、選手が反対署名運動をしていたこともあり、JKAサイドは存廃を明言していなかった。

 なお、代替措置として近隣の船橋競馬場駐車場内に場外車券売り場を開設すべく、関係者間で調整中とした。オープンは今年4月を予定。また、船橋所属選手は今年4月、川口、伊勢崎、浜松を中心に他場へと移籍する。

 16年度の開催日程も併せて発表された。川口112日、伊勢崎88日、浜松80日、山陽48日、飯塚88日の計416日。SG開催時期の見直しも行い、グランプリを真夏に、全日本選抜を秋に移し、ともにナイターで開催する。川口でのナイターは引き続き行い、飯塚でのミッドナイト開催はさらに拡充していく。

 最後にJKAは「船橋オートレースが廃止されましても、将来にわたってオートレースが継続し、発展を続け(ていけるよう)業界関係者一丸となり全力で取り組んでいく」と決意表明した。

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2016年1月9日のニュース