【チャンピオンズC】トゥルー 大野、位置取り気をつけ好勝負

[ 2015年12月4日 05:30 ]

大野騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、チャンピオンズCでサウンドトゥルーに騎乗する大野騎手を直撃した。

 ――サウンドトゥルーですが前走(JBCクラシック2着)、レース前の雰囲気は?

 大野 もともと猫みたいにおとなしい馬ですが、前走時も同様でした。落ち着いていてとても良い雰囲気でした。

 ――前半はいつも通り後方から。

 以前、前で競馬をさせようとして結果がいまひとつだったことがありました。前半はゆっくり行く形が合っているようです。

 ――以前は500万で勝ちあぐねていたけど、去勢後は成績が安定し重賞でも勝利しました。

 去勢前は返し馬でゴツゴツした感じがあったのですがそれがなくなり体を使えるようになりました。そして、何より確実に力をつけてきています。

 ――今回は3走前に勝った時(ジュライS)と同じ中京のダート1800メートル戦になります。

 相手が違うので一概に比較できないけど、オープンを勝っているのだからコースうんぬんは考えないでよいと思います。ただ、あまり後ろからだと届きづらいコースだとは思うので、そのあたりは注意して乗るつもりです。

 ――ある程度、流れて上がりがかかってくれた方が届きやすい?

 速い流れならもちろんそれなりに追い込めますが、遅ければ遅いで瞬発力があるので大丈夫だと思います。流れはそれほど気にしていません。

 ――最終追い切りの手応えは?

 凄く良かったです。追い切りで動くタイプではないし、今回も馬なりのままだったけど、良い反応でした。1週前追い切りはビデオで見たけど明らかにその時より上向いていると思えました。

 ――G1でも勝ち負けになりそう?

 実際、前走でも強敵に交ざって2着していますからね。今回も良い勝負になると信じています。

 ――不安材料があるとすれば?

 コントロールのしやすい馬だし、とにかく状態が良いので現時点で不安材料はありません。良い競馬ができるように頑張ります。

続きを表示

2015年12月4日のニュース