石田雄彦さん死去…81歳、腎不全 特別競輪5度制覇の昭和のスター

[ 2015年11月9日 05:30 ]

63年5月に通算1000勝を達成し、自転車を上げて喜ぶ石田氏

 1950年から3年連続で最優秀選手賞を獲得した元競輪選手の石田雄彦(いしだ・ゆうひこ)氏が7日午後10時37分、腎不全のため大阪府八尾市内の病院で死去した。81歳だった。大阪府出身。通夜は9日午後7時、葬儀・告別式は10日午前11時から、いずれも大阪府羽曳野市軽里3の3の11、メモリアル成就 羽曳野式場=(電)072(959)0212で。喪主は長男裕紀(やすのり)氏。

 日本競輪学校創設以前の期前の選手。和歌山登録(後に大阪へ移籍)で50年4月に西宮でデビュー。特別競輪優勝5回(55年第3回競輪祭、56年第1回オールスター、59年第14回日本選手権、60年第11回高松宮杯、64年第18回日本選手権)。通算3364戦1160勝。通算勝利数は歴代4位。91年4月に引退。岸和田競輪では功績を称え「石田雄彦杯」が毎年開催されている。

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