【セントウルS】ウリウリ 岩田興奮「G1狙える器に」

[ 2015年9月10日 05:30 ]

 同厩舎のストレイトガール同様、ウリウリの最終追いは馬場悪化を理由に芝コースを選択。ペースメーカーのアスクティターン(3歳未勝利)の後ろに付けて、道中は引っ張りきりの手応え。最後まで抑えられていたため、時計は69秒5~11秒9と地味だが、出来の良さは十二分に伝わってきた。

 岩田は興奮気味に「いい動き。2カ月ぶりだが、馬がひと回りもふた回りも大きく見せるし、調子はいい」と口を開いた。前走CBC賞では初の6Fも、苦手な道悪も克服して、スプリンターとしての素質を示した。鞍上は「G1を狙える器になった」と成長を認める。「開幕週で前が残るかもしれないが、どこにでも付けられる自在性がある。サマースプリントシリーズのチャンピオンもかかっているし、何とか勝ちたい」

 夏のチャンピオンの称号を手に、大手を振って大一番へ。ステップレースといえども、勝負がかりの一戦になる。

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2015年9月10日のニュース