【キーンランドC】ティーハーフ 兄サドンの雪辱駆けだ

[ 2015年8月25日 05:30 ]

前走の函館に続く快走を狙うティーハーフ

 今週の札幌メーン、サマースプリントシリーズ第5戦「第10回キーンランドC」の注目は前走・函館スプリントSを勝ったティーハーフ。非凡な瞬発力を武器に3連勝で重賞初制覇。その前走は最後方から4角大外を回って一頭だけ別次元の脚。後続を2馬身半差突き放す強い内容だった。レース後は短期放牧に出てリフレッシュ。先月31日に函館入りして乗り込まれた。担当の深川助手が順調ぶりを伝える。

 「以前は幼い体つきだったが、最近は張りが出て大人の体形になってきた。暖かい時季は調子が上がってくる。この血統は年齢を重ねるごとに良くなってきますね」

 馬場をかき込むような力強いフットワークで前走の函館を快勝したように洋芝適性が高い。「休み明けでも走れる馬だし、秋(スプリンターズS)に向けていい競馬ができれば」と先の大舞台を見据える。

 全兄のサドンストームは先週の北九州記念で11着に敗れた。兄の雪辱を果たすべく悲願のG1タイトル奪取へ、北の大地で飛躍を期す。

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2015年8月25日のニュース