【クイーンS】レッドリヴェール、1年8カ月ぶりVへ臨戦態勢

[ 2015年7月28日 05:30 ]

涼しい函館競馬場で調整を続けるクイーンS出走のレッドリヴェール

 今週開幕する札幌競馬のメーンは「第63回クイーンS」。13年の2歳女王レッドリヴェールが久々の重賞Vを目指し、北の地に帰ってきた。

 調教場所の函館競馬場は札幌2歳S(札幌の改装工事で函館施行)を制した思い出の地。22日の1週前追いではその芝コースを5F65秒2~1F11秒9(いっぱい)で軽快に駆け抜けた。北村助手は「久しぶりに洋芝で乗ったが、肩ムチ程度で反応も良かった。札幌への輸送も見据え、当週はサラッとやれば大丈夫」と既に臨戦態勢は整っている。

 阪神JF以来、白星から見離されているが、常に第一線を歩んできた。3歳時は桜花賞2着。前走・ヴィクトリアマイル(4着)もも見せ場はつくり、存在感は示した。「前走も仕上がりは良かったが、展開が向かなかった。札幌2歳Sを勝った時は特殊な馬場(不良)だったけど、洋芝はこなしている。頑張ってほしい」と同助手。1年8カ月ぶりの白星で完全復活を見据えている。

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2015年7月28日のニュース