種牡馬ウォーエンブレム引退、米国で余生 ローブなどG1馬2頭輩出

[ 2015年7月23日 05:30 ]

 02年の米2冠馬で、03年から日本で種牡馬入りしていたウォーエンブレム(牡16)が種牡馬を引退し、米国で余生を送ることが分かった。米ブラッドホース社によれば、社台グループが同馬を寄贈し、9月から米ケンタッキー州の功労馬施設オールドフレンズに移動する予定。

 ウォーエンブレムはポスト・サンデーサイレンスとして、1700万ドル(当時のレートで約21億円)で社台グループが購入。社台スタリオンステーションで供用されたが、特定の特徴のある牝馬にしか種付けしなかったため、計118頭しか産駒を残せなかった。数少ない産駒からブラックエンブレム(08年秋華賞)、ローブティサージュ(12年阪神JF)のG1馬を出した。

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2015年7月23日のニュース