落札額131億で過去最高 セレクトセール 1億超えは15頭

[ 2015年7月14日 20:36 ]

 北海道苫小牧市で開かれた国内最大のサラブレッドの競り市「セレクトセール2015」の落札総額が14日、131億7350万円に達し、過去最高を更新した。これまでは昨年の125億7505万円が最高だった。海外のレースで活躍する日本馬が増え、近年のセールは盛況が続いている。

 13日からの2日間で、ことし生まれた当歳馬と昨年生まれの1歳馬の計470頭が競りにかけられ、394頭で取引が成立した。1億円以上で落札された高額馬は15頭。ディープインパクト産駒の1歳牡馬に付いた2億3500万円が最高だったが、昨年の最高額の2億6千万円には届かなかった。

 1億円以上の高額馬15頭のうちディープインパクト産駒が10頭を占め、人気ぶりが際立った。現役時代、無敗で三冠馬になったディープインパクトはG1レースで歴代最多の7勝を挙げ、産駒も大レースで活躍している。

 ことしのセールでは、3冠馬オルフェーヴルの産駒も初めて登場。当歳馬13頭が落札され、最高で8600万円の値が付いた。

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2015年7月14日のニュース