【函館スプリントＳ】２～４着クロフネ産駒、３連単94万円波乱演出

　白星こそ挙げられなかったが、２～４着を人気薄のクロフネ産駒が占めて波乱を演出。３連単は９４万円を超えるビッグ配当となった。２着は１４番人気アースソニック。勝ち馬同様、後方から追い込んだ。丸田は「はまった感はあるけど、よく頑張ってくれた。ただ、重賞は勝たないと意味がない」と悔しさをにじませた。

　鼻差３着に１２番人気の３歳馬レンイングランド。初コンビの菱田は「（前に）行ってほしいという指示だったが、周りが速く後方に。頑張ってくれたが、２着は欲しかった」と唇をかんだ。８歳のセイコーライコウが昨年と同じ４着。柴田善は「昨年よりも馬は元気だった。この馬らしい走りで次が楽しみになった」と連覇が懸かるアイビスＳＤ（８月２日、新潟）へ、手応えを口にした。