【マーメイドS】霧中でバウンスシャッセの激変を確信

[ 2015年6月11日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=10日】開門の午前6時、一面は濃い霧に包まれた。バウンスシャッセ(マーメイドS)がWコースで追っているはずだが、全く姿を確認できない…。小田はしびれを切らし、1階に下りると、追い切りはやっぱり終わっていた。藤沢和師はジョークを交えて第一声。「動きは見えなかっただろう?見えても、なかなか予想は当たらないものだけど…」。報道陣一同、苦笑いだ。

 聞けば、内マンインザムーン(5歳500万)、外レッドソレイユ(4歳500万)の間で余力十分に併入とのこと。ヴィクトリアマイル13着からの巻き返しに期待が懸かる。指揮官は「東京マイルはいいと思って使ったが、意外に忙しかった。強い馬もいたからね」と回顧。今回は実績のある2000メートル。「(トップハンデの)56キロ?前走であんなに負けているのに…。重賞を勝たせてもらっているから仕方ないかな。距離も合うので期待したいね」。霧のち晴れ。小田はバウンス激変間違いなし…と確信していた。

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2015年6月11日のニュース