【ヴィクトリアＭ】ストレイトガール悲願Ｖ！３連単は大波乱

＜ヴィクトリアＭ＞外から豪快にケイアイエレガント（右）を差し切ったストレイトガールが１着でゴール

　第１０回ヴィクトリアマイル(Ｇ１、芝１６００メートル・晴良１８頭）は１７日、東京競馬場１１Ｒで行われ、戸崎騎手騎乗の５番人気、ストレイトガール（牝６＝藤原英厩舎、父フジキセキ、母ネヴァーピリオド）が、直線差し切り優勝した。勝ち時計は１分３１秒９。

　きれいにそろったスタートから勢いよくミナレットが先頭に立ち、少し離れた２番手にケイアイエレガント、３番手にリトルゲルダ、その後はレッドリヴェール、ストレイトガールなどがつける展開。

　４コーナーから直線に入ると、先頭のミナレットが大きなリードを保ったまま逃げ切りを図ったが、直線半ば付近でケイアイエレガントとストレイトガールがじわじわと先頭に迫る。ゴール手前で粘ったミナレットをようやく２頭が差し切り、最後はもうひと伸びを見せたストレイトガールが頭差制して６度目の挑戦で悲願のＧ１制覇を果たした。

　２着ケイアイエレガントから１馬身３／４差の３着にはミナレットが入った。５番人気→１２番人気→１８番人気の決着で３連単は２０７０万５８１０円と大波乱の決着となった。