【高松宮杯】香港馬エアロヴェロシティが差し切り勝ち

[ 2015年3月29日 16:47 ]

高松宮記念を制したエアロヴェロシティ。鞍上のパートンはガッツポーズ

 「第45回高松宮杯」(G1、芝1200メートル・小雨・やや重)は29日、中京競馬場11Rで行われ、パートン騎手騎乗の香港馬、4番人気のエアロヴェロシティ(セン7=オサリ厩舎、父ピンズ、母エクソダス)が、ゴール前差し切って優勝した。勝ち時計は1分8秒5。

 11番人気の逃げ馬、アンバルブライベンが先手を取った。差なくハクサンムーン、エアロヴェロシティ、ミッキーアイルなどの人気上位馬がこれをマークしながらレースを進めた。1番人気のストレイトガールは中団に待機した。

 4コーナーを回ると、サッとハクサンムーンが荒れていない馬場の中ほどから先頭に立つ。ミッキーアイルが続き、エアロヴェロシティも追った。ハクサンムーンは直線中ほどでは差を広げる脚色を見せたが、「香港の短距離王」の異名を取るエアロヴェロシティが、末脚よくゴール前で差し切った。

2分の1馬身差の2着はハクサンムーン、そこからさらにハナ差の3着はミッキーアイルが入った。

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2015年3月29日のニュース