【共同通信杯】マルシェ3頭併せで弾む13秒6 ゴール後突き抜けた

[ 2015年2月12日 05:30 ]

 アヴニールマルシェの最終追いはWコースで3頭併せ。前2頭を4馬身後ろから追いかけ、内から手綱を押さえたまま5F68秒7~1F13秒6。ゴール板では中マンインザムーン(5歳500万)、外バンスタンウォルツ(7歳1000万)とほぼ併入だったが、ゴール通過後もペースダウンせず、50メートル先では完全に突き抜けていた。弾力に富んだ絶好の動きだ。

 騎乗した北村宏は「良かった。そんなに強く押してないけど、少し出してみようと先生(藤沢和師)とも話していた。悪い意味ではなくて、コンパクトでいい走り。カーッとなったりせずに走ってくれる」と従順な愛馬に目を細める。

 新潟2歳S、東京スポーツ杯2歳Sと重賞連続2着の実績は光る。藤沢和師は「この2戦はスムーズさを欠く面もあったけど、それでも走ってくれている。反応も良かったし、太め感もない。今回は強いメンバーもいるので力関係だけでしょう」と確かな感触を得ている。重賞初Vがかなえば、クラシックが見えてくる。

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2015年2月12日のニュース