オルフェ産駒第1号誕生!元気いっぱい デビューは17年夏以降

[ 2015年1月17日 06:30 ]

産駒第1号が誕生したオルフェーヴル。スーパーホースの子がどんな活躍を見せるのか目が離せない

 クラシック3冠を含むG1・6勝を挙げ、昨シーズンから種牡馬入りしたオルフェーヴル(7歳)の産駒第1号が15日午後9時35分、北海道安平町のノーザンファームで誕生したことがスポニチ本紙の取材で分かった。

 母はアドマイヤカンナ(12歳、父ブライアンズタイム)で鹿毛の牝馬。出産予定日は18日で、3日早い出産となったが母子共に順調。出産時の体重は55キロで平均的な中型馬だという。

 同ファーム事務局の中尾義信氏は「父の栗毛ではなく、母と同じ毛色。出産経験(2頭)のある馬なので、お産も順調だった。乳をむさぼるように飲んでおり、元気いっぱいです」と、まずはひと安心。特徴については「骨がしっかりした馬で、関節部分や胸のつくりが素晴らしい。全体的に無駄のないつくりだし、何より健康なのがいい」と話した。

 オルフェーヴルは初年度から244頭と交配を行った人気種牡馬。今後、続々と産駒が誕生する予定だが、中尾氏は「初めての産駒なので手探りな部分はあるが、これから生まれてくる子や、オルフェの種牡馬としての可能性も含め、今後が楽しみになる子が生まれた」と期待する。

 母と祖母アドマイヤラピス、2頭の姉兄も所有した近藤利一氏の所有馬となることが決まっており、預託厩舎など今後についてはオーナーサイドが順次決定していく。早ければ2年後の17年春以降にトレセンに入厩し、夏以降にデビューの予定。ファンを魅了したスーパーホースの子が、どんな活躍を見せるのか、今から注目だ。

続きを表示

2015年1月17日のニュース