【京成杯】春の主役へ、負けられないタケルラムセス

[ 2015年1月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=15日】朝7時、どんよりと雲が広がる。降るなら午後からにして、と願いながら村松は京成杯で無敗Vを狙うタケルラムセスの調教ウオッチ。Wコースでダンディーソル(5歳500万)を5馬身前方に置いてスタート。馬なりのまま追走し、6馬身遅れてゴールした。

 騎乗した町田助手を直撃すると「中1週ですから。目標として前に馬を置いただけで、実質的には単走。感じは非常にいい」と表情は明るい。併せ馬として見ると少し物足りないかもしれないが、この意図ならば遅れも全く気にならない。

 気が付けば、雨。スタンドに入ると田村師が談笑中。「自分からポジションを取りに行ける。前走、4コーナーで外に出すところなんて、キャリア2戦目でできる芸当ではない」と熱く語ってくれた。指揮官の頭には、当然「ダービー」の文字。春の主役へ、ここは負けられない戦いになる。

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2015年1月16日のニュース