サブライムカイザー 追って味がある走り

[ 2014年12月16日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】中山では芝2000メートル戦でデビューしたサブライムカイザーに注目。発馬良く好位にスッと取りつくと、長くいい脚を使って半馬身差V。追って味がありレースセンスが光った。折り合い面に不安はなく距離はさらに延びても問題なさそうだ。中京ではカルナヴァレスコが芝2000メートル戦で非凡な瞬発力を披露した。道中は中団で脚をため、軽く仕掛けた程度で一気にギアチェンジ。ゴール前で2着馬に首差まで詰め寄られるが勝負根性で制した。ステイゴールド産駒らしい底力で将来性に期待できる。

 阪神組では芝1800メートル戦のナガラフラワーが好印象。返し馬ができないほどの気難しさがあったが、競馬では気持ちがレースに向いて高いパフォーマンス。上がりはメンバー最速で俊敏性に優れている。ダート1400メートル戦はクイーンズターフがパワフルな走り。伯父は交流G1・6勝を挙げたフリオーソで、父はディープインパクト。右前脚を落鉄しながらの差し切りは見事。軽やかなフットワークから芝もこなせそうで期待大だ。

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2014年12月16日のニュース