【ジャパンC】世界のジャスタ2着 須貝師「相手を称える」

[ 2014年12月1日 05:30 ]

 レーティング世界一の力は示した。だが、勝ち馬が強すぎた。凱旋門賞8着から帰国初戦のジャスタウェイは中団から直線よく伸びて2着。エピファネイアの主戦も務めてきた福永は「競馬自体はバッチリでした。ただ1頭、強い馬がいた」とサバサバした口調。須貝師も「ジャスタウェイと祐一(福永)は最高のパフォーマンスをしてくれた。これで負けたら仕方ない。相手を称えるよ」と潔く敗戦を受け止めた。

 人気は牝馬2頭に後れを取る3番人気にとどまった。3月のドバイデューティフリーを圧勝してレーティング世界一に躍り出たものの、凱旋門賞は完敗。距離と状態面が不安視されたが、克服した。道中はジェンティルドンナの後ろで折り合いをつけ、直線は馬場中央から力強い伸び。福永は「返し馬から感触が良くて、道中も凄くスムーズ。あとは直線という感じだったが、差を詰めることができなかった」と振り返った。

 師は今後について「何か決まったらお話しします」と語るにとどめた。有馬記念参戦か、それとも再びドバイに向かうのか。“世界最強馬”の動向が注目される。

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2014年12月1日のニュース