【凱旋門賞】ハープスター ツメ不安なし、伸び伸び12秒2!

[ 2014年9月18日 05:30 ]

軽快な走りで2馬身先着したハープスター

 ハープスターはCWコースの併せ馬で先着。鋭い反応で松田博師をうならせた。

 いい頃のハープスターが帰ってきた。CWコースで序盤から僚馬ヴィルジニア(4歳500万)の外をぴったり並走し、道中はゆったり運んで直線へ。ラスト1Fを切ってようやくゴーサインが出されると、グイッグイッと伸びて2馬身先着でフィニッシュ。6F85秒2~1F12秒2をマークした。「栗東に帰ってきて、一歩ずつ良くなっているな」。動きを見届けた松田博師は納得の笑みを浮かべる。前走札幌記念の最終追い切り時には見られなかった晴れ晴れとした表情だ。その理由は明白だ。

 「あの時はツメが良くなかった。追い切りでも併せた相手に追い付けんかったし、レースも無事に回ってきたらそれでいいと思っとったんだ。でも、きょうはスッとかわした。あの時とは全く違うぞ」

 前哨戦を使った効果は名伯楽の想像を十二分に上回っている。

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2014年9月18日のニュース