【クイーンS】キャトルフィーユ、レコードで重賞初制覇

[ 2014年8月3日 16:04 ]

<クイーンS>直線でアロマティコと叩き合い勝利したキャトルフィーユ(2)

 「第62回クイーンS」(G3、芝・1800メートル・晴・良)は3日、札幌競馬11Rで行われ、福永騎手騎乗の2番人気、キャトルフィーユ(牝5=角居厩舎、父ディープインパクト、母ワンフォーローズ)が、直線抜け出して優勝した。勝ち時計は1分45秒7でレコード勝ちだった。

 スタートよく飛び出した中位人気のオツウが、果敢に先頭を奪い3馬身、4馬身と差を広げてレースを引っ張った。2番手以下は、人気上位のケイアイエレガントや、サンシャインなどが続き、1番人気のスマートレイアー、3番人気のディアデラマドレは最後方からレースを進めた。

 オツウのリードは4コーナーまで。早いペースでレースが進んだため、先行勢は直線に入って総崩れ。後続馬がグングン追い上げた。直線中ほどで、まずキャトルフィーユが抜け出して逃げ込みにかかる。そこを外からスマートレイアーが詰め寄り、内からアロマティコが迫り、3頭がハナヅラをそろえてゴール。かろうじてキャトルフィーユがしのぎ切った。

 ハナ差の2着はアロマティコ、そこからクビ差の3着はスマートレイアーだった。

 キャトルフィーユはここ1年、重賞で2着が多かったが待望の初制覇。これで通算20戦4勝となった。

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2014年8月3日のニュース