【天皇賞・春】キズナ 武豊、父子Vへ「変わらないことが一番」

[ 2014年4月29日 05:30 ]

父子2代制覇へ!キズナが豪華メンバーの長距離決戦で力を証明する

 大阪杯を大外から差し切る派手な勝ちっぷりで制し、今季初戦を飾ったキズナ。武豊は「この馬については変わらないことが一番」と話したが、田重田(たじゅうた)厩務員も同意してみせた。「ジョッキーの言う通りだよ。この中間も変わったことは何もしていない。順調にきている」

 ダービーから20キロ増、498キロで快勝した。「首回りが太くなり、古馬らしい体つきになってきた。性格もだいぶ落ち着いてきた」。ただ、先を見据えた仕上げだったことも確かだ。「パドックでうるさかった。イレ込んでいた訳ではなく久しぶりで楽しくて、走りたくて仕方がなかった感じ」。ガス抜きして、今回は最高の出来で挑めるだろう。

 これまで経験したのは2400メートルまで。未知の領域になるが「心肺機能は獣医師さんからお墨付きをもらった。武豊騎手も距離は関係ないと言ってくれた」。ディープインパクトに続く父子2代制覇の偉業が見えてきた。

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2014年4月29日のニュース