【フェアリーステークス】オメガハートロック 2戦目で重賞勝ち

[ 2014年1月13日 16:00 ]

<中山11R・フェアリーS>外強襲でレースを制した(7)オメガハートロック(左)。右は2着(15)ニシノアカツキ

 「第30回フェアリーステークス」(G3、1600メートル・芝・良)は13日、中山競馬11Rで行われ、戸崎騎手騎乗の1番人気、オメガハートロック(牝3=堀厩舎、父ネオユニヴァース、母オメガアイランド)が、差し切って優勝した。勝ち時計は1分36秒3。

 マイルの重賞、先行したのは内枠からマリーズケイ、リラヴァティに、6枠両頭のアンジュデュバン、スイートガーデンなどだった。前4頭が先頭を争い、3コーナーから4コーナーともつれる形で進んだ。

 勝負は直線中ほどになった。まずリラヴァティが、インから差しにかかって先頭に迫った。そこへ外から一気に、中団で脚をためていたオメガハートロックとニシノアカツキの2頭が差し込み、リラヴァティをかわしたところがゴールだった。

 クビ差の2着はニシノアカツキ、さらにクビ差の3着はリラヴァティが入った。

 オメガハートロックは、昨年11月3日の東京で新馬のマイル戦を初戦勝ちしたばかり。わずか1戦のキャリア、2戦目で重賞勝ちと潜在能力の高さを示した。

 ▽オメガハートロック 3歳牝馬、父ネオユニヴァース、母オメガアイランド。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は原礼子氏。戦績は2戦2勝、重賞初勝利。獲得賞金は4158万8千円。

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2014年1月13日のニュース