【マイルCS】ノッてる福永騎乗のダノンシャークがG1初Vだ

[ 2013年11月12日 06:00 ]

本命に導き出されたダノンシャーク

 混戦模様のマイルCSを過去10年のデータから徹底分析した結果、好調・福永が騎乗するダノンシャークがG1初Vを飾るとの結論を導き出した。

 (1)年齢 4、5歳がともに4勝ずつ。6歳以上で勝った07年ダイワメジャーと09年カンパニーはともにG1馬だった。3歳は【0・1・3・32】。スワンS快勝のコパノリチャードの勢いは怖いが、データ的には善戦までか。

 (2)前走 5勝と圧倒的な好成績を残している天皇賞・秋からの参戦馬がいないのが今年の特徴。残る5勝のステップであるスプリンターズS、富士S、スワンS、府中牝馬Sが有力。春以来となる馬は3着以内もゼロ。毎日王冠組も【0・3・0・5】で脱落。

 (3)前走着順 掲示板を外した馬の巻き返しが目立つレースだが、2桁着順からでは厳しいようだ。加えて3、4着だった馬はなんと連対なし!前進が期待できそうで、ことごとく逆の結果になっている。昨年Vのサダムパテックには嫌なデータだ。

 (4)距離実績 距離(マイル)がレース名になっているくらいだから、最低限の距離実績は必要。近3年はマイル1勝馬が勝っているが、全てG1・3着以内のある実力馬。マイル1勝&安田記念9着のダイワマッジョーレはやや実績不足か。

 (5)コース実績 京都適性も無視できない。勝ち馬9頭までが京都での連対歴があり、残る03年デュランダルは前年のマイルCS(10着)のみ。【0・0・0・3】のリアルインパクトは推せない。

 (6)騎乗経験 ペース判断とコース取りが明暗を分けるレース。鞍上との呼吸も大事だ。勝ち馬8頭は前走と同じ騎手が手綱を取り、乗り代わりだった10年エーシンフォワードと11年エイシンアポロンも以前に騎乗経験のある騎手。ここまで残った3頭でグランプリボスとドナウブルーがテン乗りなのに対し、ダノンシャークの福永騎手は7回騎乗。しかも【3・3・1・0】と抜群の成績を残している。本命はダノンシャーク。この秋ノッている福永騎手にお任せあれ!

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2013年11月12日のニュース