柴田大の弟・未崎が唯一合格「兄の活躍に触発」3年ぶり復帰へ

[ 2013年10月18日 06:00 ]

騎手免許1次試験に唯一合格した柴田未崎助手

 唯一の合格は柴田未崎助手だった。成績低迷から脱出し、今年5月に初の平地G1(NHKマイルC=マイネルホウオウ)を制した柴田大の、双子の弟。「やはり、兄の活躍に触発された部分は大きかった。自分も、もっとやれたんじゃないかという気持ちが強くなった。試験が難しかったので期待していなかったが、合格して良かった。2次に向けて頑張りたい」と抱負を語った。

 JRAは若手騎手の早期引退に伴う騎手不足の現状を踏まえ、今回の試験から、外国人騎手と共に引退騎手の再受験要項についても明文化。1次の技術試験が免除される新制度での突破第1号となった。2次試験は来年の1月27~29日で口述、実技試験が課される。

 96年にJRA初の双子騎手としてデビューも、通算82勝で11年に引退した同助手。合格すれば再び柴田ツインズがターフでしのぎを削ることになる。

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2013年10月18日のニュース