キズナ 15日ニエル賞 渡仏後初の速め調教、山田助手「順調」

[ 2013年9月9日 06:00 ]

エーグル調教場で時計を出したキズナ(左)=JRA提供

 凱旋門賞の前哨戦・ニエル賞(日本時間15日午後9時半、ロンシャン芝2400メートル)に出走するキズナ(牡3=佐々木)が8日、エーグル調教場の直線ダートコースで速めの調教を行った。

 1本目にハロン20~21秒のキャンターで1500メートルを駆けると、2本目は2000メートル。残り4Fからハロン15秒程度にペースを上げ、ラスト1Fは13秒を切るラップ。しっかりした脚取りでしまいを伸ばした。1日のフランス到着以来、速い時計を出すのはこれが初めて。山田助手は「思っていたよりも馬場が重かったが、いい調教ができた。非常に順調に来ている」と満足げに話した。

 鼻出血の“誤算”があったオルフェーヴルとは対照的に、ここまでの調整過程は極めて順調。山田助手は「検疫に入って以来、速いところをやっていなかったが、いつもの休み明けと同じような感じでいい具合」と好感触をつかんでいる。

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2013年9月9日のニュース