【エルムS】エーシンモアオバー“北海道ダート4冠”へ自信満々

[ 2013年8月21日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=20日】今年も北の大地にやってきた。エーシンモアオバーは3歳時の09年から5年連続となる北海道滞在だ。担当するのは元騎手の渡辺薫彦助手の父・薫厩務員。岡崎が厩舎を訪ねると、「状態に関しては自信を持って行けるよ」と満面の笑みで切り出した。

 「前走もそうだけど、デリケートすぎる馬だから輸送で減るんだ。着いてからレースまでは何も食べない。その点、滞在で使えるのはいいね」

 この一戦には“北海道ダート4冠”の偉業もかかっている。現在、函館&札幌で行われているダート重賞&オープンは4鞍。モアオバーは3歳でしらかばS、4歳&6歳でマリーンS、5歳で大沼Sを制しており、残すはエルムSだけだ。

 「ホント、北海道は相性がいい。今年はチャンスじゃないかと思ってるよ」

 エルムSは昨年まで3年連続で出走。いずれの年も果敢な逃げを打ったが、3、3、4着と涙をのんだ。“4度目の正直”へ、今年こそゴールまでハナを譲るつもりはない。

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2013年8月21日のニュース