【ＵＨＢ賞】ストレイトガール破竹４連勝！吉田隼「ビュンと伸びた」

ゴール前で差し切ったストレイトガール（左）

　降級して２カ月前は５００万クラスを走っていたストレイトガール（牝４＝藤原英）が得意の函館芝６Ｆを味方につけて破竹の４連勝、一気にオープン勝ちを決めた。

　開催９週目を迎え、馬場の内はかなり傷みが目立った状態。吉田隼は「最内枠だったから外に出すか悩んだけれど、いいスタートを切ったので、そのまま走らせた」と内で気持ちよく追走させることを選択。４角手前から徐々に進出すると、直線は内からスルスルと抜け出し、粘るファインチョイスを首差かわしてゴールした。

　「一生懸命に走る馬。瞬発力に助けられました。追った時の反応がビュンと伸びた。このクラスを勝つ馬ってこうなんだ、と教えられました」と初コンビの相棒に賛辞を送った。

　次戦は、様子を見ながら中１週でキーンランドＣ（２５日、函館）へ向かう予定。相手はさらに強くなるが、ここをクリアすればＧ１戦線も現実のものになる。充実の秋に向けて、連勝街道を一直線に突き進む。