【津・つつじ賞王座決定戦】井口 まくり差しで7度目G1

[ 2013年7月19日 06:00 ]

 ボートレース津開設61周年記念「G1つつじ賞王座決定戦」の優勝戦が18日、12Rで行われた。井口佳典(35=三重)が5コースからまくり差して優勝。G1・7回目、つつじ賞は3度目のVとなった。地元戦はこれが20回目の優勝で、G1は1月の東海地区選手権(津)に続くVだ。もつれた2番手争いは桐生が3周1Mで差して決着。1号艇の福島は3着に敗れた。

 井口が役者の違いを見せつけた。「実はね、自信があったんですよ。朝に整備をして全体的に底上げができた。雰囲気がありましたから。最後は出てたと思います。整備の良さが分かった部分もありますね」としたり顔。

 整備の効果はてきめんだった。あとはコースをどうするか…。スタート展示は3コースまで潜り込んだ。だが本番は5コース。「別に6コースでも良かった。でも5コースが取れたので。展開も思う通りになったし、たまたまが重なった部分があるかもしれません」と運を強調した。

 次のターゲットは連覇の懸かるオーシャンC(若松、23日開幕)。「順調には来てると思うけど、自分の中では調子がいいとは思っていない。この優勝をキッカケに、一走一走を走っていきたいと思います」。昨年もこの時季にペースアップをした井口。今年も夏男の快進撃が始まった。

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2013年7月19日のニュース