【函館新馬戦】初陣待ち遠しい超高額馬トーセンスターダム

[ 2013年7月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=2日】7月に入った途端、気温が一気に上昇して夏が訪れた函館。寒さに震えた前週とは一転、鳥谷越が汗だくになって厩舎回りをしていると、ある関西の調教助手が運動中の他厩舎の2歳馬を指さして「あれは2億5000万円の馬やで」と教えてくれた。

 父ディープインパクト、母アドマイヤキラメキ(牡=池江)。昨年のセレクトセールで島川隆哉氏が購買し「トーセンスターダム」という馬名で登録される予定の超高額馬は、6月29日に函館競馬場へ入厩したばかり。「2歳にしては落ち着いていて扱いやすい。500キロ近くあって、見栄えのする馬だよ」と中澤助手。デビューが待ち遠しい。

 その後に藤沢和厩舎へ向かうと、津曲助手から「コディーノの全弟(トレクァルティスタ)が来週の土曜(13日)に入ってくる」との情報も。大物2歳が続々と集まり、函館はますます熱くなっていく。

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2013年7月3日のニュース