元Jリーガーの朴、ボート学校入学式で抱負「SG出場が目標」

[ 2013年4月6日 06:00 ]

引き締まった表情を見せる朴康造

 ボートレースの第114期選手養成訓練入学式が5日、福岡県柳川市の「やまと学校」で行われた。日本モーターボート競走会の皆川浩二会長が「社会人として恥じない人間形成、特に礼儀と節度のしつけを身につけ、一年後に夢に向かって全員が卒業式を迎えられることを楽しみにしています」と訓示。36人の訓練生(男子28人、女子8人)は緊張の面持ちで聞き入っていた。

 特別枠で入学したサッカーJリーグ、元ヴィッセル神戸の朴康造(パク・カンジョ)訓練生は「厳粛な中での入学式を終えて、まず一歩を踏み出したと思っている。送り出してくれたサッカー界の方々や、挑戦するチャンスを与えてくれたボートレース業界の方々に感謝している。今後はこの気持ちを忘れず、卒業後はSG競走に出場するようなレーサーを目標としたい」と決意を語った。これから約1年間にわたる厳しい訓練を終えた後、来年5月にプロデビューの予定。

 ▽朴 康造(パク・カンジョ)1980年1月24日、兵庫県出身の33歳。元韓国代表のJリーガー。ポジションはMF。尼崎朝鮮初中級学校から滝川二高に進み、98年に京都入団。00年韓国・城南一和、03年神戸に移籍。J1では通算209試合20得点。1メートル66、54キロ。

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2013年4月6日のニュース