落馬療養中の佐藤、復帰へ意欲「今は耐える時」 29日に大手術

[ 2013年3月7日 06:00 ]

栗東トレセンを訪れ、笑顔を見せる佐藤哲三騎手

 昨年11月24日の京都競馬で落馬し、腰椎横突起骨折などの重傷を負って療養中の佐藤哲三騎手(42)が6日、栗東トレセンに姿を見せた。「馬の顔を見て、元気をもらいたかった。今は耐える時。(現役を)あきらめようかと思った時期もあったが、今は勝負服を着たい気持ちになってきた」と左腕を三角巾でつる痛々しい姿で語った。「手術は2度あった。約12時間と約5時間を要した」。29日には、切れた左腕の神経を修復する大手術も待っているという。その後、本格的なリハビリに取り組み、復帰を探る。

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2013年3月7日のニュース