【中山記念】タッチミーノット雰囲気一変、手応え本格化

[ 2013年2月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】中山記念に出走するタッチミーノットの馬上から明るい声が響き渡る。

 「梅崎さーん、本命にしてもらっても大丈夫ですよー」。馬上の人は高校時代から梅崎と顔なじみの吉沢七留(なる)助手。スポニチ本紙調教診断でおなじみの吉沢宗一元騎手の長男である。「親父の採点、俺の担当馬にはやけに辛いけど、今度ばかりはきっと満点ですよ」と笑った。

 手応えはある。「中山金杯を勝ってから雰囲気がガラッと変わったんですよ。乗り味?長い時間乗っていても疲れないベンツやロールスロイスみたいな…。外車に乗ったことないけど(笑い)」。毎日、稽古を付けている助手だからこそ感じる変化。本格化した競走馬の感触なのだろう。「ノリさん(横山典)がね、競馬を教えながら結果を出してくれたおかげです」。父親の調教採点は9点と相変わらず息子に辛いが、梅崎の評価は◎だ。

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2013年2月22日のニュース